先月、石垣市商工会観光部会視察研修に参加しました。今年は三回目の参加で、今回は石川県の金沢市でした。課題がこれから沖縄県も導入を企画している「宿泊税」でした。
金沢市役場税務課や金沢市商工会の方に説明していただきました。2019年から導入されている金沢市の宿泊税は、地元のホテルなど協力を得て、さまざまな使いみちができています。観光業でお勤めの方や観光客のマナー改善の企画として、ハードの面だけではなく、ソフトの面にも使われています。県内沖縄で課題となっている修学旅行の場合なども宿泊税がかかりますが、別の援助制度が県内・県外に関わらず、あるということでした。
そもそも、金沢市は観光市ではなく、文化市として認識しています。条例もあって、きれいな街並みもその考え方からできたのでしょう。観光客の視点からも、住民の視点からも、石垣島をはじめ、多くの地域が学ぶことができるところです。